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去る6月24日(水)、セイコーエプソン株式会社主催にて、

「社会課題×新たな事業創出」

の第2回イベント(全3回予定)、テレワーク・在宅勤務編をWeWorkご協力のもとオンラインで開催いたしました!

(【第1回】教育・学習支援編 イベントレポート)

本イベントでは、コロナの影響で顕在化する人事制度やテレワーク環境、健康面のサポート、さらには在宅勤務やオフィス勤務ではない第3のワークスタイルについて、株式会社ヒトカラメディア 代表取締役 高井 淳一郎様、株式会社スペースマーケット 執行役員COO 井上 真吾様のお二方をゲストにお招きし、パネルディスカッションを実施しました。

第二回となる今回は、第一回の70名を大きく上回る約140名の方々がオンライン上に集まり、イベントは大いに盛り上がりました!


イベントプログラムと当日の様子

18:00-18:10 オープニング

セイコーエプソン株式会社 執行役員吉田 潤吉様より、長野県にあるセイコーエプソン広丘事業所より大判プリンターを背景に登壇。オンラインならではの演出で、セイコーエプソンのオープンイノベーションの取り組みやCVC(Epson X Investment)の設立、WeWorkへの入居についてご紹介がなされ、イベントがスタートとなりました!

(セイコーエプソン 吉田 潤吉様)

18:10-18:20 Input講義(テレワークをめぐる課題について)

株式会社日本総合研究所 シニアマネージャー 大森 充様より、パネルディスカッションの前段として、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う行動制限によって顕在化したテレワーク・在宅勤務上の課題を解説いただきました。また特に以下3つのテレワークに関する課題が顕在化しているというお話をいただきました。

  • オフィス環境の未整備
  • コミュニケーション不足
  • 労働管理が困難

18:20-19:10 パネルディスカッション・Q&A

「意思を持って生きる人を増やす」ことを掲げ27歳で起業されたヒトカラメディア 高井様が軽井沢の拠点から、「チャレンジを生み出し、世の中を面白くする」をビジョンとしているスペースマーケット 井上様2名をゲストに、セイコーエプソン株式会社 DX戦略推進部 常安 弘之様を加え、パネルディスカッションが行われました。

1) コロナ禍により再認識したテレワーク・在宅勤務の課題は?

井上様:テレワーク・デイズなどの運動も過去にあったが、テレワーク導入企業は殆どなかった。しかし(今回のコロナ禍でその導入が)一気に来た。自宅だとオフィス環境ではないので健康(椅子やディスプレイ・ネットワークの問題)やオンとオフ・お子様のケアと仕事の両立などの課題が発生。また雇用者側からするとオフィスにこれだけの面積が必要か?という疑問も。

高井様:(Beforeコロナでは)オフィス移転は拡張方向だったが、今は縮小方向に変わった。10年先の未来が一気にきた!予測できない未来ではなかったが準備不足。在宅だと個別の生活環境が、パフォーマンスに影響を与える。今のオフィスはオンラインミーティング用に作られていない。(例えば隣の音声が入ってくる・個室を作るにしても防災・空調などお金がかかる)。リアルでこそ発揮できることがオンラインでは作りきれない。例えば「掛け合いの中で生まれる価値づくりが難しい」、「ブレストとオンラインの相性が悪い」「エンゲージメントの場所がない」「信頼関係のない間柄だときつい」といった課題を再認識した。

常安様:オンとオフの切り替えが難しく、長時間勤務になったり、ペットが邪魔したりと集中できない。何気ない同僚との会話での情報収集が難しくなった。目的を持った形での連絡しかできず、ストレスを感じる。

2) それらの課題はどのように解決できるか?

高井様:会社によって色が出る時代になった。Activity Based Workingを取り入れている企業が増えているがなぜが語られていない。オフィス機能全部盛りの時代から「意思」や「らしさ」があって設計しないと課題の解決がうまく行かない時代になった気がする。

井上様:企業のミッションを達成する上でオフィスは手段でしかない。オフィスの目的をクリアにする必要がある。オンラインとオフラインの軸ができてしまった。オフラインでの環境が毎日必要か?大会議室でのシェア系の打ち合わせは不要ではないか?弊社ではオンラインで何気ない雑談を毎朝30分ほどしたり、常時接続している(マイクオフ・スピーカーオン)ツールとかでもオフラインでしてきたことがカバーできるのではないか?

大森様:アフターコロナの中での働き方について教えてください。

高井様:会社に必要なものを認識にしてオフィスかリモートかを決めることは大事。オンラインのTipsは毎朝雑談をする集まりや、オフラインよりオンラインのほうがかぶせて発言できないので、オンラインはテーマ設定を強めにする必要がある。雑談も「投げかけていいか」という心理的な(遠慮を)担保をしながら促してあげる必要性も感じている。

井上様:オンライン・オフラインについては適材適所。「業務の違い」と「個人の課題」をハイブリットで考える必要がある。例えば「ひとり暮らしxひとりの作業」や「小さなお子様がいる家庭x集中作業」など一人ひとりが最適なものを選んでいく。会社は言い過ぎないほうがいい。「ひとは一番気持ちのいい場所で働くことでパフォーマンスが上がる」と思っている。

3) それらの課題はオープンイノベーションで解決が可能か?

井上様:選択肢の多さによって頓挫することが怖い。様々な企業と連動して働き方・オフィスのあり方を山のように出し続けている最中。企業の中にもオフィスはいらないというアグレッシブな方からコンサバな方がたくさんいる。10年先の未来を今作らないでいつ作るのか?オフィスの問題は定期借家・原状復帰など重い。判断が難しいが、今年の後半から動きやすい企業は動く。5000人級の企業が思い切った判断をすると変わってくる

高井様:オープンイノベーションでしか解決できないのではないか?集めることによる価値の高め方。規模の経済から範囲の経済へ。正解は一つじゃなくなる。オフィスは規模の経済に乗っかってきているが価値観が多様化。それぞれが思うことが正解。レンタルスペース・シェアオフィスにおけるニーズが「お母さんが集まって仕事できる」など「働く場所」の概念が変わったので消費行動・時間の使い方が変わった。都心に出ることを盛り上げるのではなくユーザーの声に近いところで商品設計をする。規模を小さくするのが大切では?

大森様:使う側のユーザーの顔が見えることが重要(ママさんのニーズ、お父さんのニーズ、夫婦のニーズなど)リビングラボ的な発想。ユーザーがデータを見ながら進化していくことですね。

常安様:分散オフィスの環境はオープンイノベーションでどうやって行くのがいいのかヒントを下さい

高井様:ニーズは細分化しているので、ビルの貸し方も細分化されていくだろう。ユーザーさんを巻き込みながらデベロッパーさんと一緒に企画を作る。3から6ヶ月のプログラミング仕立てにするといいのでは?

現状の課題を分析しつつ、これからの新しい勤務体系に必要な解決策を導きだすためのオープンイノベーションは大きな役割を果たすのでは、という内容で各者持論を展開されました。

また参加者からの質問についても時間のギリギリまで御三方を中心に議論が繰り広げられました!

19:10-19:20 エンディング

イコーエプソン株式会社 DX戦略推進部 小原 秋寿様より、ディスカッション中に取り上げられたキーワードを最後にリマインド・課題解決に向けてWeWorkにて取り組んでいきたいというメッセージをご参加いただいた皆様にお届けし、イベントが終了いたしました。

参加された方々からは、

「「週5日出社せよ」というスタンスの会社は採用に苦しむのではないか」

「オープンイノベーションによる解決が具体的に想像できた」

など、至急の対応が必要となるテレワーク・在宅勤務において新たな気づきを得たというコメントが多数寄せられ、大変好評なイベントとなりました。


セイコーエプソン株式会社では、3月に設立されたCVC「Epson X Investment」を皮切りに、様々な分野の社会課題解決に向けたオープンイノベーションの取り組みを今後も推進していくそうです!

セイコーエプソン株式会社の取り組みに共感し、一緒にイノベーションを起こしたい方のご協力をぜひお待ちしています!

ご興味のある方は以下よりご確認ください。

Epson Open Innovation page

「社会課題×新たな事業創出」をテーマとしたイベントは全3回の予定となっています!次回第3回では、「家・街のスマート化」を中心に、米国の住宅業界に革命を起こすべく活動を行っている HOMMA, IncのCEO本間 毅さんをお招きして、家やそれを取り囲むコミュニティのあり方や直面している課題と解決方法について議論します!​

詳しくはこちらのイベントページをご覧ください!

本件に関する問い合わせ先

また、2019年11月に実施されましたセイコーエプソン株式会社主催のハッカソンの様子については以下よりご覧いただけます!

エプソン主催ハッカソン「Epson Hack Trek」開催!!

【Epson Hack Trek】栄えある入賞3チームを直撃インタビュー!


いかがでしたでしょうか。

RouteX Inc.では、スタートアップエコシステムに関する情報の非対称性をなくす活動として、大企業の方々との連携するための様々なプログラムを用意しております。

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