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記事一覧 > Facebook本社に潜入!

(Facebook HQ 本社前にあるいいねの看板 フェイスブック本社がある1 HackerWayの住所の表記があります。通常はここから先の駐車場含め本社には関係者以外入る事が出来ません。)

今回はシリコンバレー、メンローパークにあるFacebook本社に訪問させてもらったので、中の様子をお伝えします!
Facebookと言えば世界で最も使われているSNSですが、実際に中で働いている人がどんな環境で仕事をしているのかはとても興味がありますよね!

まずは、Facebookの本社はどこにあるのでしょうか?
Facebookの本社はシリコンバレー メンローパーク、1Hacker Wayという住所にあります。

GoogleMapから見てみると実際にFacebook本社を囲むようにHacker Wayがあるのが分かります。
シリコンバレーでは、AppleやGoogle等の世界的な大企業は利益が多いという事もあり、そこの地域に納める税金の額も莫大という事から、地域の住所の名前を名付ける権利を与えられている場合が多いです。たとえば、Appleの旧本社は1 Infinite loop、Appleの新本社は1 Apple Park Wayという風に名付けられている事からもシリコンバレーの文化が伺えますね!
Facebookの住所、1 Hacker Wayとは世界で一番のハッカー(エンジニア)が集まるという意味を込めているのかもしれません!

Image Credit:GoogleMap

(Facebook本社をGoogleMapの衛星写真で上から見た様子。Facebook本社は湿地帯の様な田舎に突然現れます!)

Facebookの本社、1 Hacker Wayに到着するとまず現れるのがこちらのいいねマークです!
ここはシリコンバレーの中でもかなり人気の観光地になっているため、いいねマークの前には写真を撮るための列がいつも絶えないほど人気です!
このいいねマークは時期によってバリエーションもあるようです。

こちらが通常、外部のVisitorの方が入るための登録が必要なカウンターがある10番ビルになります。ここからFacebook本社の不思議な世界に入る事が出来ます!

Visitorの方はこちらで登録をしてFacebook本社内に入ることが出来ます。

こちらでは自分の名前や所属、紹介者の人の名前を記入して、紹介者の人が来てくれるのを待つ必要があります。紹介者の人の記入の際にはFacebookのプロフィールから選択するようになっていて、Facebookの本社に来たんだと実感する瞬間でもあります!

Facebook社員の紹介者の方が迎えに来てくれるまでこちらの開放的な待合室で待機します。
Facebook本社内は社員の方の紹介がない限り入る事は出来ません。

こちらのセキュリティカウンターでFacebook本社内に入ることが許されたネームタグを取得する必要があります。

セキュリティカウンターの後ろにはFacebookの社風を表す言葉達が書かれています。

有名なFacebookのカルチャーとしては、

FAIL HARDER
FOCUS ON IMPACT
MOVE  FAST
BE OPEN
BE BOLD
BUILD SOCIAL VALUE
DONE IS BETTER THAN PERFECT
YOUR JOURNEY 1% FINISHED

などが挙げられます。

どの言葉からもFacebookがハーバードの大学寮からここまでの世界的大企業に成長した、
スタートアップの急成長の秘密が隠れているかもしれません!

ちなみにFacebookは最近自社のMissionを
 

“To give people the power to share and make the world more open and connected.”
(人々がシェアし合うのを助け、世界をもっとオープンでつながった物にする)
 

というものから

“Give people the power to build community and bring the world closer together.”

(人々がコミュニティを作るのを助け、世界を一緒にもっと近づいた物にしていく)
 

に変更しました!
これはFacebookの創業者マーク・ザッカーバーグによると人々を繋げる事は出来たがこれだけでは不十分なので、これからのFacebookを見据えての変更という事です!
通常は略して、“bring the world closer together“ (一緒に世界を近づける)

と言われるのでとても分かりやすいFacebookのMissionになりましたね!

Facebookの社員さんに迎えられて、セキュリティゲートを抜けるとまさにそこはFacebook Worldと言えるようなFacebook好きにはたまらない世界が広がっています。
なんと言ってもここは食事やパソコンの周辺機器が無料で提供される夢のようなところになっています!

セキュリティゲートを抜けて真正面に見えるのが、The HACKER Companyと書かれた建物です。FacebookがHackを1つの合言葉にしている象徴の様に、ハッカーの会社だという印象的な建物になります。

会社の中は1つの街の様に作られており、メインの大通りに沿ってレストラン、アイスクリームショップ、お土産物屋、自転車ショップと至る物が用意されています。

今回はこちらのFacebook本社内のメインのレストランにお邪魔させていただきました!
アメリカンから、アジアや、多国籍まで様々な料理が用意されており、どれも全部無料となっているのが驚きです! Facebook本社以外のFacebookの社員の方が本社で研修を受ける時は太って帰ると言われている程、食のおいしさと豊富さは自慢出来る物のひとつのようです。

バイキング形式なので、つい取りすぎてしまいましたがどれも本当においしくて量を感じさせないうちに全部食べてしまいました!

こちらのかわいい外観のショップはアイスクリーム店になっているので、向かいのメインのレストランで食べた後にぜひ、こちらにも立ち寄りたいですね!
かなり本格的なアイスクリームショップ店になっていて、アイス以外にもデザートも無料で食べる事が出来ます。

 無料のアイスとは思えないクオリティーですね!
トッピングやソフトクリームも用意されていて、アイスを食べるのが止まりません。

 アイスクリーム店でもらったアイス、さわやかなアイスで食後にぜひ食べたいです!

 アイスクリーム店の近くに、FACEBOOK ANALOG RESEARCH LABORATORYと書かれた看板があります!その看板に従って進んで行くと、、、

 まさに大人の遊び場と言った感じで、様々な工具やペン、ポストイットが用意されており、自分の思うがままにアイディアを形に出来る環境が整っています。
最近のシリコンバレーのトレンドでもある、デザイン思考にも繋がる部分があるかもしれません!

 アイディアをすぐに形にするための様々な道具が用意されています。

 Facebook本社内にはゲームセンターも用意されていて、レトロな懐かしのゲームをプレイすることが出来ます。日本のゲームも多く置かれていたところが、嬉しいところですね!

 Facebookと言えば有名なFacebook WallもFacebook本社内は至るところに用意されており、みなさん思い思いのメッセージを書いています!

 Facebook本社内には「いいね」や「超いいね」が飛び回っています!
 

 無料のドリンク冷蔵庫も種類が豊富で自由に取れるようになっています!
本当に種類が豊富で驚きです!!

Facebook本社内でしか買えないお土産物店も種類が豊富で見ているだけでも楽しいです!
他のシリコンバレーを代表するGoogleやAppleは本社の外にお土産物店がありますが、Facebookは本社の中にしかないので、普通の観光の人には買うことが出来ず、それだけでプレミア感がすごいですよね!
Facebookやいいねステッカーはもちろん、Instagram,Messenger,Oculusまで様々なFacebookのサービスのステッカーが用意されています。

思わず大量に購入してしまいました。

 Facebook dadやmomといった、ちょっとユーモアを交えたFacebookシャツも販売されています。

 Facebookマグカップや水筒も用意されていて、お土産の種類の豊富さはGoogleやAppleのお土産物店に負けない充実度があります。

普通は買えないという事もあって、結局7万円近くお土産を買ってしまいました笑

 Facebook本社内には現在の世界のユーザー動向が見れるハイテクなマップまで用意されています。

 トイレはFacebookの友達マークと遊び心にあふれています。

 Facebook本社近くに大人気のInstagramの本社もあります!
InstagramがFacebookのサービスという事を知らない人も以外に多いんじゃないでしょうか。

 Facebook本社内はとても広いので、キャンパス用の自転車も社員向けに用意されています。

 最後に訪れたのは、Facebookの創業者マーク・ザッカーバーグも働くFacebook Building 20という建物です。ここにはFacebookのトップ・マネジメント層が集まっていて、セキュリティも急に厳重になります。ここでは、写真を撮ることが出来ないスペースも多くなります。

 Building 20は他の建物と違い、大きなオープンスペースにデスクが並べられている開放的な作りになっています(セキュリティの関係で写真は禁止されています。)

 こちらのスタンディングデスクの前には、オシャレなFull Circleのデザインが施されています。

 Building 20には黒のカッコいいTHE FACEBOOK WALLも用意されています!
この建物まで来れる人は少ないのでかなり貴重な経験です!
 

 しっかり、RouteXの名もTHE FACEBOOK WALLに刻んできました!
Building 20ではマーク・ザッカーバーグを見ることは出来ませんでしたが、Facebook COOとして有名なシェリル・サンドバーグを見かけたりと本当に貴重な経験です!

いかがだったでしょうか?
Facebook本社で働く環境は本当に恵まれていて、Facebookで働く事に憧れてしまいますね!

世界レベルの優秀なエンジニアが多く働くシリコンバレーにおいて、さらに優秀な人材を集めるFacebookの秘密は会社としてのMissionと将来性、高待遇にあるのかもしれませんね!
シリコンバレーやFacebookでエンジニアとして働く第一歩として、3/4にFacebook Developer Circleがローンチされたので、ぜひDeveloper Circleのメンバーになってみてください!!

また、5月にはFacebookのDeveloper向けカンファレンスF8があるので、こちらもぜひチェックしてみてください!!
FacebookファンやFacebookのプラットフォームを使って開発しているエンジニアはぜひ参加したいイベントですよね!!

F8の名前の由来は、元々Facebookで伝統的に行われていた8時間ハッカソンから名前の由来があるそうです!

 F8の詳細はこちら