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記事一覧 > フランス法人を活用した事業開発研修をローンチしました

日頃よりRouteXのInsightをご覧いただきありがとうございます。

この度RouteXでは、スタートアップ・エコシステムの発展に寄与する研修事業をローンチすることをお知らせします。

研修事業の趣旨

RouteXは2022年12月に自社初の海外法人となるフランス法人を設立し、世界の中でも技術力の高さと幅広い規制に特徴のある欧州と日本のプレイヤーの市場を、接続することによるイノベーション活動支援に取り組んできました。

その上で、日本が大きなポテンシャルである大企業のオープンイノベーションをさらに促進することを目指し、特に日本と欧州の大きな差分となるサステナビリティ分野と、弊社の強みをもつスタートアップに焦点を当てた現地渡航型プログラムを開発しました。
(オンラインでの実施も検討可能です)

(弊社作成)

本プログラムは主に社内でサステナビリティや新規事業創出、また全社戦略としての人的資本経営を目している方々を対象に想定しています。特にサステナビリティがうまく事業と紐づかないペインに対し、スタートアップによる事業開発の方法論や実際の取り組みを参照することにより解決することを目指します。

(弊社作成)

フランスのエコシステムは、GAFAMをはじめとしたアメリカのデジタルネイティブ企業に押され斜陽だった2010年代前半から、産業のデジタル化 (French Tech)をはじめとした国や地域、また民間の施策によって、ユニコーン数や大企業のオープンイノベーションが盛んなトップティアエリアに成長した、いわば「後発」開発であることが特徴だと考えています。

(各事例についてはInsights記事をぜひご覧ください)

(RouteX Inc.撮影)

RouteXはこうしたイノベーション環境が日本の将来的にあるべき姿と一致し、大企業の立場では参考とすべき内容だと考えています。すでに名を知られつつあるStation FViva Technologyはその代表事例です。

研修プログラムの内容

今回のプログラムは、主に4つのキーワードをもとに起案・構築されたものとなります。

  1. サステナビリティ理解
    ヨーロッパに特徴のあるサステナビリティの最前線を把握し、企業責任にとどまらず事業成長のドライバーとなるべき要素を現地プレイヤーとのやりとりやメンタリングを通じて洗い出します。
  2. 共創型アントレプレナーシップ
    個々人がイノベーターであることを意識しつつ、社外から刺激を受け連携を進める共創型アントレプレナーシップを、将来の経営層に必要なスキルとして獲得します。
  3. リーンスタートアップ
    自社事業と紐づいた新規事業テーマを設定し、現地の想定顧客やメンターのフィードバックをもとに改善を繰り返す一連のプロセスを経験します。
  4. ネットワーク獲得
    大企業のイノベーション担当者やスタートアップのC-Levelとの対話によりマインドセット変革を目指すとともに、実活動に活かせるネットワークを獲得します。

お客様によって、現地のネットワークを活用し、最適な研修・事業開発の施策を検討、提供します。

一例として、以下のようなプログラムを組むことが可能です。

弊社作成

また、プログラムの講師には日本総合研究所 シニアマネージャーの大森 充 氏など、幅広い経歴を持つ方をお招きする予定です。「大企業オープンイノベーション担当重役」などご要望を頂ければ、弊社のネットワークを通じてご希望に沿う方を調整いたします。

FAQ

最後によくあるご質問とその回答を掲載します。
ここにないご質問事項につきましては、ご遠慮なくお問い合わせください。

Q1: プログラム内容を変更することはできますか?
A1: プログラムの内容、期間、予算は各社でカスタマイズして実施可能です。

Q2: 必ず現地に渡航して実施する必要がありますか?それともオンラインでも可能ですか?
A2: 関係者と接続の上オンラインでも検討可能です。一方、事業開発・人財開発双方の効果を最大化するために現地渡航
の上実施することをお薦めします。

Q3: 現地での事業開発に特化し、ネットワーク開拓を重視したいです。
A3: 事業開発の実益を重視する場合、インプットは極力減らしプログラム後の成功へと繋げるためのコンテンツを検討します。
その旨是非お問い合わせください。

Q4: 現地カンファレンスに参加できますか?
A4: カンファレンス参加を前提にその準備を目してコンテンツを検討することも可能です。

Q5: 現地への渡航や滞在も斡旋してもらえますか?
A5: おそれいりますが、渡航における航空券やホテル等の予約は参加者側でご準備いただくこととなります。

ご興味がある方はお気兼ねなく、下記問い合わせよりご連絡ください。
皆さまからのご連絡をお待ちしております。


今後もRouteX Inc.では引き続きスタートアップ・エコシステムにおける「情報の非対称性」を無くすため、世界中のスタートアップとの連携を進めてまいります。

RouteXは、
海外の先進事例 × 自社のWill による事業開発の高速化
によって、事業会社における効率的な事業開発を実現します。

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