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去る2020年5月15日、近年急速な発展を遂げているフランスのスタートアップエコシステムの最新トレンドを紹介するイベント

”Innovation from France”

をオンラインにて実施し、平日の夜にもかかわらず国内外20人を超える方々にご参加いただきました!

今回ゲストとして、パリを中心とするイルドフランス地域への海外企業の誘致を進めるNGO Choose Paris Regionの中国支部の代表を務めているYou Xing氏、そして日本とフランスの企業同士の関係構築を支援し、日仏間の経済的な発展を加速させる日仏経済交流委員会(CEFJ)の総代表を務めている富永 典子氏、

以上の豪華なお二方をお呼びし、弊社からはCOO塚尾がスピーカー兼モデレーターとして参加させていただきました。

イベントでは、パリを中心としたフランスのスタートアップエコシステムに関する勉強会と、Choose Paris Regionがパリにて実施するアクセラレーションプログラムであるSafe Travel Challenge、そしてCEFJが12月に実施するStartups Creativity Challengeをご紹介いただくとともに、様々なトピックについてゲストの方々を中心に議論することができました。その様子を以下ご紹介させていただきます。


Choose Paris Region / Safe Travel Challengeとは

Choose Paris Regionは、パリを中心とするイルドフランス地域圏への進出を通じて国外の企業のビジネスやイノベーションを支援する政府系の非営利組織です。

近年ではフランスが国をあげてスタートアップやAIに対して注力する動きを見せており、Choose Paris Regionも様々な施策を通じてフランス国外のスタートアップのイルドフランス地域圏への進出を支援しています。

Credit: Choose Paris Region

直近では、フランスを中心に空港を経営するGroupe ADPと合同で、全世界のスタートアップを対象とした、Covid-19に伴う空港産業の革新を目指すアクセラレーションプログラム

”Safe Travel Challenge”

を実施します。そちらについても本イベントにてご紹介いただきました。

Choose Paris Region / Safe Travel Challengeの詳細についてはこちらをご覧ください。


日仏経済交流委員会(CEFJ) / Startups Creativity Challengeとは

日仏経済交流委員会(CEFJ)は、1997年の設立以降グローバル環境を背景にした日仏ビジネス界の相互理解の深化と経済関係の発展における貢献を目指す非営利組織です。

20年以上にわたり、様々なプログラムや情報の提供を通じて日仏の企業を支援しており、現在では両国合わせて157の会員企業が参加しています。

近年のフランスのスタートアップエコシステムの盛り上がりを受けて、CEFJでは日仏のスタートアップを一同に介し、会員の大企業のメンバーとともに新しいイノベーションを生み出す

“Startups Creativity Challenge”

を2019年から実施しています。2020年は2019年に引き続き、パリで最も有名なスタートアップ支援施設Station Fにて実施される予定です。こちらについても本イベントにて詳しくお話を伺いました。


当日のイベントの様子

本イベントはCOVID-19に伴う外出自粛の影響で、日本・中国・フランスを結んだZoomにて実施しました!

参加者の皆様が交流会を通じて親睦を深めることができないのは非常に残念でしたが、オンラインツールをもちいてすぐに世界と繋がることができる、オンラインイベントの一番の強みを感じることができました!

まず弊社COO塚尾から、本年3月に実施したフランス・パリ調査に基づく、スタートアップエコシステムの最新トレンドについてご紹介させていただきました。

シリコンバレーを皮切りに現在では世界各国で勃興しているスタートアップエコシステムですが、その中でもフランスは急速な発展を遂げていることについてお分かりいただけたかと思います。

フランスをはじめとするヨーロッパ4カ国のスタートアップエコシステムの調査結果、およびフランスのスタートアップエコシステムのトレンドについては以下からもご覧いただけます。

【from Europe vol.1】ヨーロッパ4都市のスタートアップエコシステムを徹底比較!

News – タグ :フランス

次に、Choose Paris Region You Xing氏より、Choose Paris Regionが注力しているイルドフランス地域圏の特徴や先進性についてご説明いただきました。

イルドフランス地域圏には、Fortune 500に入っている多国籍企業のうち28の企業が本社を置いており、その規模は北京・東京に続いて3番目であることや、優秀な人材を生み出す世界有数のビジネスハブであることをご説明いただきました。

またビジネス面だけではなく、2024年のオリンピックがパリで実施されることから、2020年の東京とコラボレーションする形で小池 百合子 東京都知事がたびたびパリを訪れていることもご紹介いただきました!

続いて、日仏経済交流委員会 富永 典子氏より、当委員会の20年に渡る精力的な活動や、2019年より実施しているStartups Creative Challengeを通じた日本とフランスのスタートアップの交流についてお話いただきました。

2019年度は、日仏より4社の大企業と、9社のスタートアップとともに128人の参加者がパリ・Station Fに集まり、起業家がスタートアップを始める際のリスクを軽減するための施策や、マインドとしてのアントレプレナーシップなど、様々なトピックについて議論が交わされたことをご紹介いただきました。

2020年は12月に再びパリにて実施する予定となっており、Cyber Security, FoodTech, AgriTech, Energy, FinTech, AI, Robotics, Sportsといったスタートアップを対象に日本からの参加も募集しているようです。

さらに2021年は東京での開催も検討しているようで、今後の日仏間のスタートアップのさらなる活発な交流に期待がもたれます!

そして最後にQ&Aセッションがおこなわれました!

こちらでは、COVID-19に伴うフランスにおける経済的な支援の実態や、La French Techをはじめとするフランスのスタートアップ支援のブランディングがなぜ成功しているのか、などについて議論が交わされました!

COVID-19の影響を最も大きく受けた国の一つであるフランスでは、経済的にも大きなダメージを受けており、失業率が大きく増加しているようです。その中で政府に対する不満も噴出している一方で、新しいビジネスチャンスを掴むために新しいスタートアップが生まれていたり、政府が迅速かつ大きな支援を実施しているという、フランスにおける最新情報を共有していただきました。

また、2013年にLa French Techが発足する以前から、フランス政府は中国等各国のスタートアップエコシステムをベンチマークしていたようです。そのため、発足後自国に合わせた方法でフランスのスタートアップエコシステムは大きな成長を遂げることができたようです。

また現在日本のスタートアップに関するブランドとしてJ-Startupがありますが、こちらはLa French Techを模している、というお話もいただき、他国の先行事例と日本独自の経済・文化とをかけ合わせた日本発の新しいエコシステムの構築にも考えを巡らせることができました。


いかがでしたでしょうか。

Choose Paris Regionが実施するSafe Travel Challengeは、申込の締め切りがパリ現地の2020年5月20日となっておりますので、参加を希望される方はお早めにお申し込みください。申込はこちらからしていただけます。

また、日仏経済交流委員会(CEFJ)が実施する本年のStartups Creativity Challengeは、12月の実施に向けて申込をスタートしています。
本年度の対象分野に該当するスタートアップや、日仏間のスタートアップの連携に興味のある方は是非ご検討ください。

両取り組みに関するお問い合わせは弊社までお願いいたします。

RouteX Inc.では、スタートアップエコシステムに関する情報の非対称性をなくす活動として、オンラインにて様々なイベントを実施しています。詳しくは弊社イベントページをフォローしてご確認ください。

また、このようなオンラインイベントやハッカソンの運営ノウハウを通じて、皆様の活動を支援させていただくことが可能です。RouteX Inc.との協業やパートナーシップにご興味のある皆様はお気軽にお問い合わせください。

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