Facebook Developer Circle Osaka のコミュニティとしての第7回イベント「MR特集」ワークショップが2018年11月21日に行われました。
MRですでに事業を行なっている株式会社テクリコさんを始め、MR専用ゴーグルを作成されMRという言葉が出てきた頃からその分野に注目し様々な企画をされていた橋口さんにMRについてお話を伺いました!
また今回はなんと特別ゲストとして、RPA(AIやロボットによる業務自動化)分野の先端でご活躍され、RPAについての本も出版されているディップ株式会社の進藤圭さんから、RPAについてのお話も伺いました。
今回はその一部をご紹介いたします!!
MRとは「複合現実(Mixed Reality)」のことで、近年伸びてきている最新技術の1つで、VR, ARを合わせたものです。
そのMRを事業として扱っている株式会社テクリコさんは、認知機能のリハビリとして使っておられるそうです!
病院でのリハビリといえば、一人の患者さんに複数人の医療従事者が付き添って行われます。また、患者さん自体にしても、子供のような簡単なパズルや問題をやらされ、面白くないバカにされていると感じ、リハビリを受けることを拒んだりしているなど、大変な医療現場もあるそうです。そこで株式会社テクリコさんは、リハまるというリハビリをゲーム感覚でできるMRを作ったところ、大きな反響があり、中国の大病院を始め色々なところから話があったそうです。
VR,AR,MRと聞くとゲームやエンターテイメント分野での利用を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、様々な分野での活用ができるそうで、これからの発展や諸分野での利用が楽しみですね!
次に登壇していただいたのは、ダンボールで作られたMRをスマホで利用できるゴーグル(ダングラ)を作成した橋口さん。
参加者の皆さんもそのスマホMRを体験させてもらいました。
このダングラとっても軽くてビックリしました。
その上、映像もとても綺麗でした。
また、RPAの進藤圭さんからもお話を伺いました!
RPA(Robotic Process Automation)とは、AIやロボットによる業務自動化のことで、面倒な作業を自動化してしまおうというものです。進藤さんからは、RPAの導入をどうやって行っていくかというお話をいただきました。
まずは、小さいことから始めるといいと進藤さんは言います。
まずは、会社の人たちに面倒なこと、自動化したいことはないかと聞いてみる。
そのあとに、それをできるものとできないものに分類してやっていく。
実際にアンケートを取ってみると、100個以上自動化できそうなことが出てきたそうです。
小さいものを沢山自動化することでかなりの効率化が行われる、それを目指しましょうとおっしゃっていました。
また、質疑応答の時間では、RPA分野で、エンジニアスキルはそこまで求められないにも関わらず、収入も悪くないため、コスパのいい職だという裏話もお話ししていただきました。
最後にワークショップを行い、実際のMR開発の導入部分を体験しました。
Unityを用いて、MRのアプリを作ります。Unityを初めて触る人も多い中、テクリコさんのサポートもあり、多くの人がMRの開発の導入部分を理解することができました。
参加者の中には、MRの始めかたがわかり、さわれてよかったという方がたくさんいました。
次回は、アイドルAIなど画像生成分野をはじめとして、クリエイティブAI分野で最先端のことを事業として行なっている株式会社データグリッド(https://datagrid.co.jp/ )の代表の岡田さんなどをお招きして、AI分野の最先端の技術や、現状について聞くことができるイベントを予定しております! ぜひ、みなさんお越しください!!
日時:12/12(水) 18:30~(予定)
場所:大阪イノベーションハブ