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記事一覧 > サンフランシスコのCoworking Spaceを比較!

今回はコワーキングスペースの聖地であるサンフランシスコに行ってまいりました!

近年シリコンバレーの物価が高まるなかで、日常的な仕事やミーティングの拠点を、従来シリコンバレーと呼ばれてきた地域から、北のサンフランシスコに移すことが、スタートアップの1つのトレンドになっています!

そこで、スタートアップがいくつも入居するコワーキングスペースを3つ訪問してきたので、その様子をご紹介します!

まずは、サンフランシスコのミッションストリート沿いの「COVO」というコワーキングスペースを訪問しました!

COVOの位置する街は、ホームレスにご飯を提供する配給所も多く、決して治安がいいわけではありませんが、中に入ってみると驚くほど綺麗でおしゃれな内装になっています!

エントランスに入ると、ホットコーヒーやカプチーノをサービスしてくれるカフェがあり、

仕事前の一杯をこちらでオーダーする事が出来ます。

訪問させていただいた際は、コーヒーをサービスしていただけました。

目前には、使われていなかった建物を改装したワーキングスペースが広がっています!

高い天井に様々なアートや開放的な空間が最近のスタートアップ向けのコワーキングスペースのトレンドのようです!

側面の壁には様々なアート作品がかけられています!

また、太陽光が最大限に入るようなデザインも施されており、とても居心地がいいです!

実はこちらの太陽光を地下まで届くように、パイプで光を通す一工夫もされています。

COVOでは、スタートアップの人だけでなく、フリーランスの方も多く働かれているとお伺いしました。

「ちょっと一人で作業をしたい」・「ちょっとミーティングしたい」といったときに利用されやすい環境作りを目指しているようです。

コーヒーやティー等の飲み物や冷蔵庫も用意されており、仕事に集中しやすい環境に気配りされています。

オープンスペース以外にも、様々なタイプのミーティングルームが用意されています。

それぞれの部屋に違った特色がありますね!

これは電話ルームであり、重要な会話の内容が外に漏れないように設置されています。

最近のコワーキングスペースではこういった一人用のオンラインミーティング用のブースを作る所が多くなってきています。それだけ、グローバルに仕事がしやすい環境になってきているという事が分かりますね!

自転車を置く部屋も設置されており、この部屋の横にはシャワールームまであります!

健康に気をつかう事の多い、サンフランシスコの人にとっては朝の通勤時間にウォーミングアップして、シャワーを浴びてから仕事が出来る環境は非常にありがたいですね。
日本では室内に自転車置き場を設けている企業やコワーキングスペースは少ないですが、海外では盗難等の治安の問題等もあり、内部に自転車置場を設けている所が多い印象です。

こちらは地下のコワーキングスペースになっています。

一階の開放的なコワーキングスペースとは対象的にこちらは個人のタスクを黙々と進める事が出来るようなデスク作りがされています。

 COVOはサンフランシスコの中でも成功したコワーキングスペースとして有名なので、サンフランシスコに拠点を探している方々は、是非チェックしてみてください!

次は、サンフランシスコのゴールデンゲートの近くにあるコワーキングスペースWeworkを訪問しました!日本にはつい最近進出し、東京の新橋(Shinbasi)・丸の内(Marunouchi )・銀座(Ginza)・六本木(Roppongi)・渋谷(Shibuya)・日比谷(Hibiya)等にコワーキングスペースが設けられています!

それでは、グローバルな規模でスタートアップと投資家のネットワークをもつWeworkのサンフランシスコの様子をご紹介します!

受付の背後には”Do What You Love”、というWeworkのコワーキングスペースに対する世界共通のテーマが飾られています。

ここからエレベーターにのって上階へ行くと、広いフリースペースが見えてきました!

このスペースは1人での作業以外にも、イベントや交流会で使われているようです!

外部のイベントをここで開くこともできるようで、その際は、サンフランシスコにある他のWeworkでも告知されるので、イベントに興味があるスタートアップがより広く集まることが出来るように工夫がされています。有名な話ですが、Weworkでは無料でビールを飲むことが出来、イベント等では参加者の人もビールを飲むことが出来るので、ビールを飲みながらフランクなコミュニケーションを取ることが出来るのもWeworkが選ばれるひとつの理由かもしれませんね。

 こちらがミーティングルームになります!

廊下にはところどころ、コーヒーマシンやキッチンが設置され、いつでも利用することができます!

Weworkではそれぞれのスタートアップの規模に合わせて様々なサイズのオフィスフロアを用意しています。Weworkは他のコワーキングスペースと比較した場合に高価格帯に分類されますが、それだけ入居するスタートアップにとっては様々なメリットが感じられる工夫がされているようです。Weworkはエコシステムを作る事を目的にコワーキングスペース事業を進めている事からも、スタートアップにとっては単に働く場所として使うだけでなく、他のスタートアップとのコミュニケーションが取りやすいという意味でもWeworkが選ばれています。

フリーススペースにはアーケードゲームが置いてあることも、コワーキングスペースの一つの特徴ですね! 気分転換に他のスタートアップのメンバー等とゲームからコミュニケーションも取りやすいですよね。

 廊下の壁にはさまざまなアート作品がかけられています!

ゴールデンゲート近くのWeworkは、とても人気ですが、企業の新規事業開発チームやスタートアップとして入居できると、幅広いネットワークやワークショップに参加できるので、是非チェックしてみてください!

最後は、Digital Garage(デジタルガレージ)のコワーキングスペースを訪問させていただいたので、ご紹介いたします!

Digital Garageは、価格ドットコムや食べログなどのインターネット関連の事業を運営する企業であり、東京に本社がありますが、サンフランシスコにもコワーキングスペースがあり、起業支援を行っています。

Digital Garageは他のコワーキングスペースと比べると、黒を基調としたとても落ち着いた雰囲気があります。Digital Garageの特徴として、他のコワーキングスペースの用にオープンな作りが苦手で静かな環境で仕事をしたい人をひとつのターゲットにしているというお話もお伺いしました。そういった方向性からもエンジニアの方等が多く利用されているそうです。

日本の企業が運営しているコワーキングスペースという事もあり、こちらのアート作品は日本の物を利用されています。

Digital Garageのコワーキングスペースは、仕事に集中できる落ち着いた空間になっておりました!サンフランシスコに拠点をお探しであれば、是非チェックしてみてください!

サンフランシスコのコワーキングスペースは、さすが激戦区だけに

カジュアルな空間を提供するコワーキングスペースや、エコシステムを提供するコワーキングスペース、仕事に没頭出来る環境を提供するコワーキングスペース等、様々なタイプがあるので自身の働き方に合わせて選べるので、非常に選択の幅が広いですね。

日本にもコワーキングスペースの概念が徐々に広がってきていますが、スタートアップ向けのコワーキングスペースはまだまだ少ないので、これからの盛り上がも楽しみです!
RouteXはコワーキングスペース運営にあたってのアドバイスも行っております!
世界中のコワーキングスペースを調査して来たデータを元に、目的にあったコワーキングスペースの制作のお手伝いをさせていただきます!