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ユニコーン

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ユニコーンとは評価額が10億ドル以上の未上場スタートアップ企業を指します。
さらに「創業10年以内」「テクノロジー企業」といった条件を加えられる場合もありますが、WeWorkの様に必ずしもテクノロジー企業ではないところも含まれている事から、その基準に対して幅があると言えます。ユニコーンの数は各国のエコシステムの発展度合いを表す指標としても使われています。CB InsightsのThe Global Unicorn Clubによると、2020年時点では米国、中国、インド、イギリスの順でユニコーンが多い国となっています。

ユニコーンという言葉は、CowBoy VenturesのFounderであるベンチャーキャピタリストのAileen Leeが2013年にTechCrunchの記事に寄稿する形で初めて世界で利用されました。成功したスタートアップの統計上の希少性を表すために、神話上の生き物であり、古代では見た事ある人の話は聞くが実際に見た事はないという例えから幻獣のユニコーンが利用されました。2013年当時のユニコーン数はFacebookやTwitter等も含めて39社が数えられていました。2020年現在はCB Insightsによると、480社のユニコーン企業があり、日本からはPreferred NetworksとSmart Newsが登録されています。

ユニコーン企業の上位クラスには、評価額100億ドル以上のデカコーン企業と1000億ドル以上のヘクトコーン企業があり、中国ではデカコーンの出現が活発であり、ますます中国のスタートアップ・エコシステムに注目が集まっています。

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