Silicon Wadi

イスラエル第二の都市テルアビブを中心に広がるテクノロジーパークであり、”Startup Nation”と呼ばれるイスラエルを代表する地区となっている。1960年代からハイテク産業が勃興し、中東諸国の緊張関係の高まりにともなう軍事産業への注力やアメリカのテック企業の進出によって、MENA最大のスタートアップ・エコシステムが構築されている。Startup Genome2020年度版では、テルアビブがロサンゼルスと並んで世界第6位の活発なエコシステムをもつ都市として評価されている。
”Wadi”とはヘブライ語で「谷」「涸れ川」の意味をもち、ここからもアメリカのシリコンバレーを意識していることがうかがえる。